2014/12/14

こんなところに絶景露天風呂!!

やっぱり冬は湯船に浸かりたいよね

ダナンは常夏ではありません。雨季は寒いのです。

実は20度位あるけど本当に寒く感じるのです。
いつも雨だし。バイクでびしょ濡れしかもサンダルなので本当に寒いんです!

いつものお風呂はこれです


ちなみにこれがうちのお風呂??です。
お湯出たり出なかったり。停電したら水すらでません。

これじゃあまったく暖まれません。


嗚呼こんな夜はあったかいお風呂で足をのばしてゆっくりしたいなーなんていう日本では日常的に手に入る贅沢も、ここダナンでは夢のまた夢と思っていたところ、なんとお風呂があったんですよ!

光り輝く温泉マーク


見えますでしょうか??こんなところに温泉マークですよ。
初めて見た時からずっと気になってはいたんです。

けど敢えて立ち寄らなかったんですね。


ところが先日、日本より先輩方がお見えになった際、試しに一緒に行ってみたところ想像よりもかなりいい感じのところだったので、それからはもうリピーターなのです。

ホテル外観


遠くから見ればまぁそこらへんによくあるホテルなのですが、AZUMAYA HOTELなのです。
つまり東屋ホテルです。


こんな看板が出ています。
露天風呂と和朝食。ここダナンですよ!?


「いらさませー」
ここのスタッフはみんな日本語が話せます。


入湯料の10万ドンを支払います。
ハンドタオルとバスタオルをうけとってエレベータへ。


ちなみに8階には先日とある会合を行った満天という日本食のお店があります。


このお店もおすすめですよ。日本酒も焼酎もたくさんあります。
料理もとてもおいしいです。


さておき、左手の階段を登って9階へ。


のれん!
これはどうみてもお風呂の入り口ですね。


更衣室です。
これはどう見てもお風呂の更衣室です。ドライヤーもある。水も飲める。


体重計もある!久しぶりに測ってみよう。
56キロ。異常なし。

いざ扉の向こうへ


でたー!!

どうですかこれ!
湯船ですよ。お湯ですよ。湯気出てますよ。

残念ながら温泉ではありませんが、もうこの際ただのお湯でも何でもいいです。


もちろん洗い場もありますよ、
シャワーの位置が微妙におかしいのでちょっと頭が洗いにくいですけど。。

あと、隣の人がお湯使うと水になります。気をつけて。。


左手の扉はサウナです。


3人位入ればいっぱいになりますが、けっこういいサウナです。

なんといってもジョーリューが楽しめる。
日本だと水かけていいサウナ少ないんですよね。


湯船からは海が見えます。
夜にしか来たこと無いですが、日中はまた違った景色なのでしょう。


いやぁ、やっぱりお風呂は気持ちいいわ。
お風呂大好き。


という事で今日は例のソンハンのマッサージからの東屋のお風呂というダナンゴールデンベルトとでも名づけたい寄り道をしてちょっと贅沢しました。


ダナンに来てちょっとお風呂が恋しい方にオススメです。

アドレスは31 Nguyễn Tất Thànhです。
一番北側の橋Cầu Thuận Phướcの左岸の近くです。


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2014/12/13

ダナンにラーメン屋さんができたので行ってみた

やっぱり冬はラーメン食べたくなるよね


ダナンは常夏ではありません。雨季は意外と寒いのです。
実際はそんなに寒くないのかもしれませんが、普段が暑いのでとても寒く感じるのです。

さておき、先日azumayaのお風呂(この件はまた別のエントリで)にてとある男性とばったり出会いまして、なんとドラゴン橋の近くでラーメン屋さんを開店するとの事。

そして先日別の会合にてその話題が浮上してきまして、今プレオープン中との最新情報をゲット。
お店はグリーンプラザホテルの近くの路地だという情報を入手し、マンネリ化してきた食生活を打開すべく早速開拓する事にしました。

店舗外観



グリーンプラザの近くをうろうろしていると、それっぽいお店はすぐに見つかりました。
思っていたよりもシックでモダンな店舗。


まだ看板がありません。
色々あって作りなおしているとか。。本当に色々な事が起こるんですよここは。

入店



「いらしゃーませー」と言われますが、スタッフはベトナム人です。
数名は日本語が話せます。


プレオープン中につきシンプルなメニュー。
推しのタン麺を注文。79000ドン。


私 「じゃあタン麺おねがいします」
店員 「たんたんめんですね?」

私 「そうそう」


待つこと5分。

ラーメンと数カ月ぶりのご対面



ラーメンきたー。どうみてもラーメン。正真正銘のご対面。


麺は平打ちでデフォルトがちょい固め。固い麺久しぶり。
スープは濃厚で油多め。
そしてスープがちゃんと熱い。


野菜はちょっとシャキッと感弱めか。
もやしも細いから仕方ないか。太いもやしがいいなぁ。


味は王道のまさにタン麺。
懐かしいこの味。
九州出身のおばあちゃんのちゃんぽんを思い出す。


大将は今野(いまの)さん。
とても気さくで人当たりの良い方で、苦労話やこれからのビジョンを熱く語っていただきました。


今後は中華メニューも拡充して、日本の米も用意するとの事で大変楽しみです。
今度はしょうゆラーメンを食べてみよう。


ダナンでラーメンが食べれる貴重な中華味一。
アドレスは3 Hoàng Văn Thụ, Hải Châuあたりです。

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2014/12/06

すばらしい日々

疾風怒涛の3ヶ月


9月にダナンに戻ってきて気がつけば早3ヶ月が経つわけですが、まさに息をつく余裕もないこれまでの人生においても最大にタフな3ヶ月でした。

次々と重大な決断を迫られる場面に遭遇し、経験したことの無い課題を前にして、ちょっと油断すれば折れてしまいそうな張り詰めた心境で走り続け。今やっと振り返る事ができるところへ辿り着きました。


7月に日本に帰った際、ご縁あってお仕事の依頼を頂きました。

ダナンとホーチミンに開発体制を整えて準備万端で戻ってきたのですが、次々と想定外の状況が発生し、プロジェクトの途中で体制が崩壊するという非常事態に見舞われました。
更にあろうことかそのタイミングで一番頼りにしていたパートナーが離脱しました。


独りきりになって考えた事

自分に何ができるのか、
残された可能性は何か、

最短で結論をひねり出して行動し、できる限りの事を尽くしました。

未来を懸けた選択

再度体制を整えて、予算の追加をお願いして。
納期を目前に開発をゼロからやり直すという厳しい状況。


しかしながら一歩でも間違えればとんでもない状況に陥る。


新体制でも、進捗は決して順調とは言えない状況が続きました。
それでも誰も諦めず、それぞれが新たな課題と真摯に向き合い丁寧にクリアしていく事で状況は徐々に好転していきました。

少しづつ成果物の形が明確となり、動くようになり。
いよいよリリースできる状態へ完成させる事ができました。


過酷な状況にもかかわらず全力で取り組んでくださった方々、
最後まで私に期待を持ち続けてチャンスを与えてくださった方々、
壊れそうな心身を気遣いケアしてくれた方々、
成功を祈って見守ってくれた方々、

全ての方々へ感謝を込めて。
本当にありがとうございました。


私はこの数ヶ月の出来事を、一生涯忘れる事はないでしょう。
このすばらしい日々を。

すばらしい日々だ 力溢れ
全てを捨てて僕は生きてる
君は僕を忘れるから
その頃にはすぐに君に会いにいける

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2014/11/07

おかんの日記 ダナンの5日間 ~4日目~

4日目 AM7:00 朝目覚めると外は凄い雨・・・ユーウツ! ホテルのレストランでバイキングの朝食をいただく。外人が多いこともありあらゆる種類の料理が用意されている。目をひくのはやはりフルーツ。テーブルの一角は赤、オレンジ、黄色、グリーン、のフルーツが形よくカットされて並べてある。スゴイ!!!お腹いっぱい夢中で食べた!あとはベトナム式お粥が美味しい!
11時まで部屋に戻って母は帰り仕度をし、息子は仕事。雨はいつの間にか上がっている。

荷物をホテルに預けアオザイ屋に行く。雨上がりのせいか一段と蒸し暑い!母は大汗!!
アオザイが出来あがっていた。試着するとピッタリ!!息子も“オオッー似合うじゃん!”写真を撮ってくれた!嬉しかった!出来あがったアオザイをトランクに詰めて、ベトナム最後の日となるダナンへとタクシーで戻った。

ベトナムの旅もいよいよ最終日 今夜のホテルはダナンに最近建ったばかりのアラカルテというホテル。ダナンで1番のノッポのホテルらしい。現代建築。母は昨日のクラシカルなホテルのほうが好みかも・・・お昼をホテルの最上階のレストランで食べることにした。

大きく設えてある窓からダナンのビーチがどこまでも見渡せた。何人かの人が遊んでいるのが遠くに見える。と、本物のトンボが窓の外に浮かんでいるではないか!こんなに高い所までトンボは上がってこれるんだ・・と妙に感心してしまった!息子はマンゴージュースとスパゲッテイ、母はペンネと赤ワインを注文したはずが、来たのは白ワイン・・・
なんせここにも言葉の壁があった。仕方がないか・・と赤ワインは諦めた。 

最上階にプールがあり、ベトナムのいかにも良家のお嬢様らしい娘さんがナイスボデイにビキニをつけてボーイフレンドらしき青年と戯れている!ナイスボデイなのに決して肥っているわけではない!スラーとしていて背は高くないのにバランスが見事!美しい!!ボッーと、思わず見とれて母はタバコを一服。(ここのホテルでも禁煙室が用意されてて室内では吸えない)おかげでベトナムに来てからタバコの本数が減った!!

昼ごはんを済ませて、息子がバイクを取りに自宅に帰った。岬の先に立っている観音像まで連れていく・・という。母は又ヘルメットをかぶり息子のバイクに跨った。天気もスッカリ晴れて、海岸線をバイクは走った・・・ポコポコポコ・・(バイクが年代物なのだ)

母と息子は観音像のあるお寺へとひた走る!母は息子とこうしてバイクに乗って走ることなど想像もしてなかった。またひとまわり細くなった気のする息子の肩に両手を置いて“この子は今すごい親孝行をしてくれている・・”と、思っていた。
無口な息子がポツンポツンと説明をしてくれる “この岬のもっと向こうに行くととても良いコテージがあるんだよ” “そう 良い景色だね~~”たわいのない会話が母の心に沁みてくる・・・

観音像のお寺に到着。バイクを預けて階段を登る。すごく立派な本堂だ。観音像は思った以上に大きくそびえ立っていた!息子が “奈良の大仏様より大きいんだ”・・観音様の額にはお釈迦様が鎮座されていた。それにしても、かなりの人が来ているのにお寺はとても静かだ。ここには観光客はほとんど来ない、若者も、若くない者も、みんな信心深いのだろう。真剣にお参りしている。大声で話ししている人はだれ一人居なかった。そのたたずまいに心が妙に安らいだ。

下山。バイクは来た道をポコポコと引き返した。“トウキビのジユースを飲もうか!”と屋台を捜してバイクは走る。5時過ぎてバイクが増えてきた。その道路を母を乗せた息子のバイクがすり抜けて走っている。“こわい~~ヒィ~~!!“と言いながらが固まっていく身体・・大分慣れてはきたが交差点では恐ろしいから目をつぶることにした。やっと1軒トウキビジュースの屋台発見!赤いプラスチックのイスに腰掛けてトウキビジュースの出来る様子を見ていた。1本の生のトウキビをしぼり機の中に押し込んでいる、と、液体となった原液のジュースがコップに溜まる。氷を入れると出来あがり。こうして2本のトウキビを搾乳して2杯の”ヌックミア“というジュースが運ばれてきた。味はさっぱりと甘かった。

“体調が悪くなったらこれを飲め”と、在住の日本人から教わった。と息子が話してくれた。さて、次はどこへ?  息子“マッサージ行きたいんだろ?”と、またバイクに乗った。近くに何やら薄暗い半地下のマッサージ屋があった。焼いた石を背中に置いて温めると気持ちがいいと言われ“じゃそれでお願いします”身体にオイルを塗りマッサージ。。

背中に置かれた石がカチカチカチ・・・母はツボ押しをして欲しかったがなんせ言葉が通じない!冷房がガンガン効いてきて寒くなり終わるころには鳥肌たち・・これは今一だった。

夕食の前に街の真ん中を流れるハン川の畔を散歩。市民の憩い場所になっている。キチンと整備された散歩コースにはベンチが置かれ若者たちはデート。子供連れの家族が夕涼みにきていた。母と息子もベンチへ。母はタバコを、息子はここでも仕事をする。スマホにはメールがバンバン入る、息子もバンバンメールしている。時々うなっている。難しい事になっているらしい。でも顔は思いのほか穏やかだ。母はその間、周りの人々の様子を観察する。隣のベンチでは若い夫婦らしきふたりがあまり楽しくないような会話をしている。なにやらもめているのだろう? 目の前では幼い兄妹たちが戯れている。父親は?
スマホをしながら横目で子供たちを見ている。どこの国も同じ光景だなぁ・・・スマホが人間を支配しているのだ、今の世の中!

さて、夕食は。麺の美味しい処に行こう(ここも在住の日本人に教わったらしい)バイクで向かった。確かここいらへんだった・・・ここだ!その麺屋は本当に美味しかったし、何より清潔な感じで嬉しかった。ここでも野菜が生のままお皿に一杯出てきた。好みの量をちぎってスープに自分で入れていただく。と、タイガービール。1本をふたりで分けて飲んだ。本日の夕食はこれで終わり。息子が“ダナンで一番高級な処でカクテルを一杯ずつ飲んで帰ろう!俺もまだ行ったことがない!”提案してくれた。息子とカクテルを飲む・・悪くないじゃん!母も楽しくなってきた!で、最近出来たというホテルのラウンジに向けエレベーターに乗りこんだ。あれっラウンジの階がない。きっとエレベーターが違うのだ。と、案内の人に聞いたらやはりラウンジにいくのはあっちのエレベーターだと教えてくれた。なんか、仰々しい!エレベーターの前で言われる。“サンダル履きでは入れません。”・・・何んと、ドレスコード有りだった!意気消沈!  息子と母すごすごと退散。  今度行こうネ!絶対に!金持ちになってビシッと決めて・・・・ネ !!  

と、いうことで、誰もが行けるハン川の畔のバーへ。 ジャズがガンガンなっている。女の子のバーテンダーが“何にするか?”とメニューを持ってきた。むろんここは英語の世界。母はモスコーミュール、息子はサンライズオレンジをたのんだ。モスコーミュールがメチャクチャ濃くて美味しかった!外人ばかり。ここはどこ?ベトナム?・・かって感じ。盛り上がってとても盛況なり。一般のベトナム人は高くて来られないらしい・・と息子が語ってくれた。一般人はプラスチックのイスの置いてある大衆食堂でタイガービールを飲み、安い料理を食べ、大きな声で語り、笑い、バイクでパタパタと帰るだけ・・らしいのである。


母と息子 こうしてダナン最後の夜も終わった。ほろ酔い加減で又バイクに跨り、ホテルアラカルテへとパタパタと帰った。

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2014/10/30

おかんの日記 ダナンの5日間 ~3日目~

ホテルムオンタンから直接ホイアンかと思っていたら息子が一度自宅に戻って仕事するとのことで、タクシーで自宅に帰った。家にはニエンが居て仕事している。息子も忙しくパソコンとにらめっこしている。その横で母はダナン記を書くことにした。

午後、タクシーでホイアンに向かった。海岸線がずっーとどこまでも続いている。どこまでも砂浜・・・そこにすごくおしゃれな建物があちこちに見えてきた。

“あのシャレた建物は何?”

“外人が住んでるところだよ”  息子が教えてくれた。とても不思議な感覚になった。
一部の富裕層のベトナム人と外国人はとてもリッチな生活をしているのだ。一方一般の人々は都心部でもバイクに乗ってパタパタと移動し4人家族であるなら、家族4人が1台のバイクに全員が跨っているという決して恵まれてるとはいえない生活をしている。だから街はバイクの大洪水! そうだ!路線バスが無い!電車も走って無い!ダナンにも地下鉄の計画があるらしいけど、地下鉄が走ればこのバイクの洪水も少しはマシになるのだろう!こんな事情で、観光客の移動はタクシーしかないのである。ダナンは海岸線に沿って開けた街。ホイアンはダナンを南に下がって少し内部に入った街。日本でいえば京都か奈良の感じだろうか。30分位でタクシーはホイアンに着いた。

今日のホテルはホイアンヒストリーホテル。古い歴史のあるホテルだとのこと。門をはいると広い中庭が広がっていた。美しい中庭だ!中庭の真ん中に噴水があり水を湛えた池にはスイレンの花が静かに浮かんでいる。これぞベトナムの古都! というイメージを受けた。何んという名前の木だろうか、甘いクチナシの花に似た香りを漂わせている大木があった!その木の下になんとも可愛いクリーム色の花が形のままポトポトと落ちていてとても幻想的である!

すごくいい感じ!!!その花の甘い香りに導かれホテルのフロントに案内された。客室に向かう途中にプールがある。外人の子供たちの笑い声が聞こえた。楽しいバカンスなんだろう!と思いながら母と息子は汚いTシャツとユニクロパンツで通る。古いが良く手入れされてる格式のあるホテルだ。シックなヨーロッパスタイルの造り。母の大好きなイメージ。3階建てのこのホテルはとても落ち着いた大人の雰囲気で母と息子を迎えてくれた。
部屋の中をチエックする。大きなバスタブ発見!!ダナンのホテルにはシャワー室がとても広いのにバスタブはない! ここのホテルにはヨーロッパの観光客が多いのでバスタブが設置されたのだろう。“今夜はお湯に浸かれる~~!”息子と母は喜びの歓声をあげた!

蒸し暑かったが息子とホイアンの街に出かけた。目的はアオザイを見つける事。ホテルのフロントの女性が良い店だと紹介してくれた洋服屋を捜す。5分ほどでその店を見つけることが出来て入った。冷房もなく母は汗だくだったが、デザインもカラーも生地もしっかり決めていた母は“この生地でこの色でこのデザインでお願いします”決着まで15分足らず。ホイホイ寸法を測られた。首回り、腕回り、背幅、腰回り・・・・で、明日11時に出来あがっているから受け取りに来るようにと言われ、内金を半分入れて店を出た。さてどんなアオザイが出来あがっているのだろう!明日のお楽しみ~~~!

そこからほど近い交差点の一角に開放型のカフェがあったのでコーヒーを飲みに立ち寄ることにした。公園みたいに木がいっぱいで丸テーブルとプラスチック椅子がパラソルの下に沢山あり、みんなゆっくりとお茶している。息子がベトナムコーヒーを飲もうと2ツたのんでくれた。

母にはどうしてもその味はコーヒーには思われなかった。どちらかというとココアっぽい!!座っていると、いろんな品物を売りに入れ替わり立ち替わり人が来た。いかにもベトナムっていうおばあさんが果物を買えとテーブルから離れない。ライチとマンゴーを買ってその場でむきながら食べる・・“旨い!!!!”果物はどれも本当に新鮮で美味しかった!  

ホイアンは世界遺産の街。古い屋並みの佇まいは心が落ち着く。その建物をそのまま利用しておみやげ屋やカフェ、レストランになっている。何か不思議な雰囲気に満たされているのだ。しかしとても暑かった!ホテルにいちど戻ることにした。夕食は息子の知り合いのホイアン在住の日本人女性と、その友人(この人は錦糸町に住んでいてホイアンに休暇で遊びにきてる女性らしい)の4人でベトナム式お好み焼きに似たものを食べに行く予定。母は汗をすごくかいてしまったのでシャワーをすることにした。息子は仕事をしている。ご苦労さま!

6時半 ホテルにその女性が迎えにきてくれた。あと一人の女性ともここで落ち合ってその食堂?に案内された。店は複雑な路地を通り抜けたところにあった。結構賑わっていた。

タイガービールで乾杯!4人共日本語で話せてさすがにうれしい!!会話が弾んだ。。
料理は乾燥させた春巻きの皮にお好み焼きのみたいなものとか鶏のつくね焼きとか葉物とかを巻いて食べるものだった。味は美味しい。母は具材を巻かずそのまま単品で食べた。
パリパリの皮は母には固すぎて・・・少しつらいのよ(笑)

外はもうすっかり暮れていた。ホイアンの街は夜が美しい!ランタンや提灯の赤やオレンジの灯りが街中溢れていてとても幻想的に映しだされていた!!!暑い昼間とは全く違った表情を見せている。街の中央には川が流れていて、こちら側と向こう側を趣のある橋が繋いでいた。川には二艘舟のような小さなお舟が浮かび、数限りない提灯の灯りが延々と両岸に点っている様子は映画の1シーンの様に心に迫ってくる・・・月に一度ランタン祭りがありその時はこの川いっぱいに色んな色のロウソクを灯したランタンが流されるそうだ。祭りでなくてもこんなにきれいなのに祭りの日はさぞ美しいだろう・・・!!


ずいぶんとあるいて、ホテルに戻った。明日はアオザイを受け取って、この名残惜しいホイアンを立ちダナンにもどる。バスタブでゆっくり足を伸ばしてくつろいだ。今夜は幸せを感じながら就寝。

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2014/10/20

家の工事がいつまでたっても終わらない件

いつになったら整うのか


9月15日に新居へ引っ越してきたわけですが、未だに住環境が整っていません。
来る日も来る日も朝早くから突然ノーアポで誰かしらやってくる日々を送っています。
大変不便だった1ヶ月を振り返ります。


まずは机を買いました。いわゆる食堂のやつですね。


こうやってバイクの後ろに乗っけて家まで運んでもらいました。



壁にペンキを塗っています。
最初はここが何号室なのかも不明な状態でした。


なにやら大型の家具がたくさん運び込まれました。


置くだけ置いてこの後数日間このまま放置状態です。


クローゼットの組み立てが始まりました。


しかし取っ手がなくて開けられません。


後日取っ手をとりつけにきました。


台所を破壊しています。家の中は埃だらけです。


ちなみにこのがれきは袋につめて外に出て、そのへんの道端に投げ捨てます。
それで道路ががれきの山なんですね。。


何も無くなりました。このまま1週間放置です。


あのでかい家具は台所だったんですね。。


取り付けに苦労しています。このあと何度か落下しました。


水道とガスがまだです。これでまた1週間。。


天板だけ取り付けに来ました。
また家中が埃だらけで酷いことになっています。。


なぜかベットのフレームを交換します。
一体何の不具合があるんでしょう?全く謎です。


後日クローゼットの扉だけ交換です。
これも何の意味があるのか全く理解不能です。


やっと水が出たと思ったら下からもれてきましたよ。。。


しょっちゅう大雨が降りますが、とうとう壁から浸水してきました。。
今度はこれを工事するんだとか。。。

突然やってきて作っては壊し、またいじくって壊し。
なんだかよくわかりませんが、その都度部屋が凄まじく汚れます。

タオルは勝手に雑巾にされ、その辺に放置。。
作業後はゴミが散乱。毎日掃除に追われています。


これとっても大変なので、全くおすすめしません。
ベトナムに住むときはぜひ出来上がっている家に住んでください。

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2014/10/12

おかんの日記 ダナンの5日間 ~2日目~

2日目は迎えに来た息子がバイクのうしろに乗れ と云う! 息子の身体にしがみつき、バイクに跨った母。18歳の頃以来乗った事がないんだよ!こわー!!!パタパタパタと母を乗せてバイクが走っていく。変な感動と不安と恐怖を乗せて・・・

息子の住まいに着いた。9階建ての日本的にいえば公団みたいな感じの建物。出来たてか?まだ出来あがってないのか?工事中?・・・部屋の中に入る。間取りは2LKぐらい。床はPタイル。

ここには昨日とは違う青年が居た。名前は“マーラン“人懐っこい優しそうな現代の若者だ。挨拶を交わし、すぐに仲良くなった。2部屋それぞれに立派なベットだけがドンと置いてあった。リビングには木製の長椅子と一人掛けの椅子が2基、ガラスの天板の填めてあるしっかりしたテーブルセンターが設置されている。家具つきの賃貸住宅との事。台所はまだ流し台がつけられてなく床にころがしてある。ガステーブルもいっしょに転がっていた。冷蔵庫はあったが中はからっぽ。という具合で部屋はまだまだ未完成だ。”早く自炊したいんだけど!“と息子。

家の近くにスーパーがあるでもなく、ホームセンターがあるでもなく、車もないこの状態で生活必需品をどのようにして揃えるのだろう・・・瞬間、母心となる。包丁、鍋、枕カバー・・・一式揃えてやれればな~~!どう考えても無理 無理なのだ!何にもしてやれない・・・無力な母であった。せめて気持ちばかりとモップでゆかを掃除した。。。

息子は仕事、マーランも何かしている。蒸し暑い・・・で、母は手帳に覚書など書きつけながら息子の指示を待っていた。本日はこれからお昼ご飯を食べて、ダナンの町のアオザイ屋に行く予定。マーランがバイクの後ろに乗せてくれた。車がたまに通るとうしろからクラクションがけたたましく鳴る!その度に心臓がドッキリなる!こんなに沢山のバイク、鳴りっぱなしのクラクション。クラクションは危険を知らせる時鳴らすものとインプットされた私の頭の中はパニックをおこす。本当に怖いのだ!

やっとビーチのレストランに着いた!息子とマーランと母 3人でランチ。味は美味しいのだが肉がたいそう元気で母にはチョイト噛みごたえがありすぎて・・・海は雨のせいで残念ながらどんよりして見えた。海はやっぱり晴れていなくては・・
ここは晴れていたら海が青く澄んでいてとてもきれいとのこと。外国人が砂浜で遊びにきてリゾート気分が味わえる場所らしく、雰囲気はとても良い!雨さえ降ってなければ・・残念!!

お昼を済ませたあと母はまたマーランのバイクに跨って、ダナンの市内へと向かった。めざすはアオザイ! 少し道に迷いながら目的のアオザイ屋に着いた。あまり感じの良いとはいえない中年の女性が生地を見せてくれた。何んとなく気にいらない色目の派手な物が多くて母は買う気にはなれず、アオザイはあきらめるつもりになっていたのだが、明日行く予定のホイアンには外国人向けのアオザイ屋が沢山あるみたいとの情報があり、それならばとホイアンに期待することにした。

その夜は 息子と母とマーランとマーランの彼女だという“トア”という名前の若い可愛い娘さんの4人で大衆の行きそうなお世辞にもきれいとはいえない食堂で鶏鍋を食べた。
鶏が丸々1羽入っているらしく味は悪くない。が、他に何が入っているのかも判らない?

ソーメンみたいな物を器に入れ、そのうえに野菜を乗せてその鶏入りのスープをたっぷりかけて食べる。あと1品はポテトフライ。4人でたった千円だ。 昼リゾート地の海岸で食べたランチは一人で千円。凄い差。これがベトナムの現状なのかも!

今夜まで泊まりはホテルムオンタン。ムオンタンの前でマーランとトアに別れを告げ、母と息子は今夜はムオンタンでビッグベットの端と端で静かに就寝。

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2014/10/07

おかんの日記 ダナンの5日間 ~1日目~

2014年9月21日母は成田から飛び立った。

快晴!飛行機は順調にダナンに向かって飛び続けた。席を窓際に取った。
小窓から雲のジュウタンが見える。母は昔プロペラ機で韓国の仁川空港に行ったことがあるがそれ以来海外には行ったことがない。その時もひとりで雲のジュウタンをみたような思いがよみがえってきた。その時もひとりだった。母の飛行機での旅は楽しい記憶とは程遠い。

機内食がまわってきた。ジャパニーズスタイルをいただく。わりに美味しかった!5時間は思ったより早く過ぎ去ってくれ、着陸のアナウンスがされた。窓の外はもう暗い。真下にダナンの街並みが広がっている。ダナンは道路が碁盤の目になっていてその沿線にオレンジ色の街灯が等間隔に点っていた。どこまでもそれはオレンジ色・・・懐かしい色だ・・と思った。

いよいよ着陸!出国の手続きをし、空港の外に出た!  息子が“おかんココだよ”と、出迎えに来ている。我が息子の顔にホットひと安心!見ると隣に誰かいる。
一緒に仕事している現地の“ニエン”という若い、いかにも真面目そうな青年が笑ってる。

“ハジメマシテワタシハ 「ニエン」 デス”息子が“マイ マザー”と紹介してくれた。

“はじめまして~”母も笑顔で言った。

ニエンはバイクで母と息子はタクシーでホテル“ムオンタン”に。今夜と明日はムオンタンで2泊の予定。部屋は24階 広くて快適。ベットが大きい!まるで4人は寝れるんじゃないか!見晴らしも良い!窓から下を見る。何かが違う!!車が走ってないのだ!走っているのはみんなバイク!ヒョイヒョイとバイクが団体で走っているではないか!トンボの国にいる錯覚すらしてきた!

信号機も見当たらない、ヒヤヒヤものだ。みな若い!老いてる人がいないんでは?今まで若者しか見てない気がする。。“戦争で皆死んだんだよ!だから若者しかいない”って息子が教えてくれた。 平均年齢がこの国は27とか28とか。日本とは全く違う世界感を感じた。

夕食はダナンの海岸沿いにあるレストラン?海鮮料理店?に行った。
別のホテルに今日着いたという日本人の又吉さんと(この人も規格外?の仕事を海外でやっているという)ニエンと母と息子の4人でイセエビみたいな海老を注文した。たらいの中でこのエビは活きていて注文してから調理されて出てきた!4人で2匹。よってひとりで半身をいただける。さっきまで活きていた海老は身がプリプリしていて甘いココナツ味のドレッシングがかけられていてすごく美味しかった!

あと 長い魚(ドラゴンみたいな)の焼いたのと貝のスープとご飯(タイ米)だ。それにタイガービール! これでひとり2千円ぐらいの計算になるらしい。
ベトナムではすごい贅沢!!庶民はめったに食べられないのかも。。
タイガービールは冷えてなく、コップに氷を入れてそのうえからビールを注ぐ。これは母好みのビールに変身。苦みが消えとても薄くなるので水みたいにガバガバ飲めるのだ。
ご馳走さまでした。会食後、又吉さんをホテルに送り届け、ホテルムオンタンに戻った。
息子とニエンとはここで今夜はお別れ。

ひとりになり、することもなく・・テレビもベトナム語だしね! バスタブがないシャワー室で髪を洗いついでに身体も洗い、何んとなく物足りない気持ちでお風呂を済ませた。湯船に浸かりたいなぁ~!!
ホテルのトイレにはペーパーがあった。ベトナムの空港でトイレに行った時パーパーがないので息子に話したところ“ただでペーパーが使えるのは日本だけだよ・・・”と。

めぐまれている国だ!わが日本国!!

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2014/09/30

電気がねぇ~

電気があるという事へ感謝



ハァ~ 信号ねぇ、ある訳ねぇ、おらの村には電気がねぇ~。


改めて考えてみると、生まれてからこれまで灯りの無い日はなかったかもしれない。当たり前のように電気があって、蛍光灯があって、冷蔵庫もあってお湯が出る。

今回は数日間電気が無い生活をした振り返り。


ある日


部屋で仕事をしていたら突然PCの電源がプツンと落ちました。
インターネットも止まったので、


「あぁこれはいつもの停電だな」


と思い、仕方ないのでのんびりと待つ事にしました。


ところがかれこれ1時間ほどたっても復旧しないので、部屋も暑いのでひとまず外に出る事にしました。
どうやらエレベーターも止まっています。バックアップ電源あるって聞いてたんだけどなぁ。。
てくてくと9階から階段で1階へ。


しかし外はいつものとおり、
どうやら停電しているのはうちの建物だけみたいです。

ガードマンのおじさんに聞いてみました。


「電気は?」

「2時くらいだよ」


どうやら工事か何かで計画的に停電しているようです。
事前に何の知らせもなかったけど。。


2時までどうしようもないのでMa Langの家に行きました。


優しい彼はお昼ごはんをごちそうしてくれるそうです。


台所も無いのに手際よく料理を進めていきます。
ちなみにこの家、家賃は月に60万ドン(3000円)だそうです。扉をあけたら部屋、以上。


色々観察しているとあっという間にできあがりました。
小エビの煮物?と瓜系のスープです。

これがおいしかった。
お主意外とやりおるのう。ごちそうさまでした!


階段で9階へ。
結構大変です。

ご飯をたべて家に帰ってもまだ電気がつきません。。
まぁこちらでは時間の概念がゆるいのでいずれ戻るだろうと思いつつ、また出かけました。


階段で1階へ。。


さて、夕方になって帰ってきてもまだ電気はつきません。
しかしエレベーターは動いています。


はて、これは一体どういう事だろう??


工事をしていたという事はおそらく何かの設置であろう。
う~ん、メーターが怪しい。。そんな気がする。


配電盤を開けてみました。
メーターボックスを発見!


ん?



おいおい、うちのメーター無いじゃん。。
これが電気がつかない原因です。


オーナーに連絡したところ、、

「ベリーソーリー、火曜日までノーエレクトリックだよ。ユーは近くのホテルに泊まっちゃいなよ。」


やれやれ、、

今から荷物詰めるのも面倒だし、仕事もしなきゃならないのでひとまずカフェ難民になる事にしました。



Morry's coffee


モリーズコーヒーはダナンに数店舗あるタリーズコーヒーによく似た名前のコーヒー屋さんです。
メニューはベトナム価格で空調もばっちりな長居をしても嫌な顔一つしない超良心的でフレンドリーなお店なので、おすすめです。

フライドライスをかき込みながら仕事をします。
この後閉店までねばって、家に帰りました。


もちろん家は真っ暗。外のほうが明るいくらいです。
何もする事がありません。

けど、よくよく考えてみれば仕事さえなければ特に何の問題も無い事に気が付きました。

冷蔵庫には元々何も入ってませんし、お風呂はいつも水シャワーですし、外が明るいので物が見えないという事も無いですし、むしろ意外と居心地がいいかも。


とまぁそんな発想の転換で、3日間電気のない生活を実践しました。
結果的に早く寝て早く起きるようになりました。明るい時間に活動する必要に迫られたためです。


人間は本来的にそういうサイクルの中で生きてきたのであろうとか、これまでに未だかつて電気のない日を過ごした事が無いという日本国の強靭なインフラに対する驚きと、小さな灯りで過ごす安らぎとが入り混じった数日間でした。


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