2016/10/23

ハイヴァン峠からランコーへ日帰りツーリング

PCXの慣らし運転

注文していたバイク(PCX)が納車されたので、慣らし運転をかねてランコーまで行ってみた記録。


これまで乗っていた愛車サオバイ(CL50)はLong君のもとへ渡りました。
だいたい67年生なのでもう50年ちかく走っている代物ですが、まだまだ現役です。

しかしながら、ゴルフの練習に行くときなど、積載量と高速巡行に不安があるため今回バイクを新しく購入したというわけです。


トンフー橋からの風景、めざすはあの山の向こう側です。


海岸線を延々とのんびりと進んでいきます。
今回は慣らし運転が目的なので、速度は常時50キロ以下です。


妙な船が係留されています。なんかお寺が乗っかっているようです。
なんでしょうこれ・・・


一見ふつうの家ですが、大量のツバメが頻繁に出入りしています。
この小屋はツバメの巣を採取するための小屋らしいです。


橋を越えていきます。
この橋の向こう側がハイヴァン峠の麓です。


一段とのどかな風景になってきました。
ここからがハイヴァン峠です。


連続したカーブを慎重にクリアしていきます。
時々大型車両が通行するので油断は禁物です。


眼下には美しい景色、緑と青以外何もないです。


もうすぐ頂上です。
遥か彼方にダナンの市街地が見えます。


これが新車のPCXです。
ベトナム限定色の艶消しブラック、スマートキーのモデルです。
スマートキーは鍵を抜き差しする必要がないので超便利です。

スクーターは好きではなかったのですが、このバイクはなんとなく気に入ったので。
日本から持ち込んだパーツでところどころをカスタマイズしてあります。

まず、フットボードとクランクカバーですね。


それからマフラーと、エアクリーナカバー、サスペンション。
このマフラーBEAMSのやつですが、やかまし過ぎず心地よい低音で大変気に入っています。


あとはハンドル周り、ハンドルバーとクランプとコンビニフックを取り付けました。
なかなか渋いカスタマイズだと思いませんか??


ここ、眺望が大変すばらしいのでたくさんの人たちが路肩で記念撮影をしています。
ほとんどが西洋人で、日本人は私しかいません。


一人きりなのでセルフィーで。


頂上にたどり着きました。
周囲にはお土産屋さんやカフェなどが数件軒を連ねています。


歴史的な建造物です。
ここはベトナム戦争の際は南北を分ける要所だったので、当時は激戦が繰り広げられた場所です。


建物には生々しい銃痕が無数に刻まれています。


ここで兵士は息を殺して敵を待ち構えていたのですね。


原生している野イチゴ。


塹壕。


当時の事を想像して、少し感傷的になりながら先を目指します。
あとはずっと下り道です。
勢いよく下っていきます。


途中でなぜか豚が水浴びをしていました。


あっという間に下りきってランコーにつきました。
しかし、思っていたより何にもない感じです。


ビーチの前には延々と続いているお墓。
あまりにも何にもないので昼食にします。


特に目立つお店もなく、仕方がないのでなんとなくこのSUSUに入る事に。


メニューも何もないので、何か食べたいといったら焼きそばがでてきました。
ミーサオハイサンですね。
後で聞いた話だと、ランコーではこれが名物とのこと。
味はシーフードの存在感があってとてもおいしかった。35000ドン(170円)


さて、もと来た道をもどります。
この分かれ道は左に行くとハイヴァントンネル、右がハイヴァン峠です。
トンネルはバイク通行禁止なので気を付けてください。
しかし、ベトナムでバイク通行禁止っておかしくない??


ハイヴァン峠には列車が走っています。
なので途中に踏切があります。
ちょうどタイミングよく遮断機が下りてきたので止まります。


ハノイ方面へ向かう旅客列車が通過していきました。


あと、ヤギが多いです。
ヤギの群れが通過していきました。


走りっぱなしでさすがに疲れてきたので、行きは通過した頂上のカフェによりました。



眺望の良いカフェです。
とても良い時間を過ごすことができました。


帰宅、メーターの読みは150キロくらいになっていました。
ちょうどよい慣らし運転になりました。

いつかはこのバイクでベトナム全土からアジア全域を旅してみたいと考えています。
最近珍夜特急というバイクの旅行記を読んでいて、それに触発されてなんか旅に出たい気分です。