2014/03/12

オフショア開発の仕事とは

英語で仕事をしています


ベトナムオフショア開発の仕事をしていると、当然ベトナム人のエンジニアと仕事をする事になります。ほとんどのエンジニアは英語をある程度話す事ができる(平均的な日本人よりも)ので、英語でコミュニケーションをとっています。

私の英語力は中学英語レベルですが、コミュニケーションはきちんと成立します。なぜかというと彼らベトナム人エンジニアも英語はネイティブレベルというわけではないので、お互いにゆっくりと言葉を選びながら話をする事になります。つまり英語レベルの均衡がとれている状態です。

むしろネイティブの人と話すよりもスムーズに会話できます。これはこちらに来て初めて気がついた事です。

資料作成


開発に関するドキュメント類は日本から送られてくるものは日本語のままなので、これを英語で作成しなおします。資料は丁寧に作ったほうが結果的に全てが早く終わります。日本での仕事以上に丁寧に制作するのがポイントです。

エンジニアからの質問に答えます


資料を見てもらってもすんなり理解できなかった箇所について、エンジニアから質問を受けます。それを今度は日本語に直してクライアントに質問します。エンジニアに開発の概要を掴んでもらったら見積りを作成してもらいます。

金額の交渉


ベトナム人はお金のやりとりに関してきちんとしているというかはっきりと主張を持っています。金額は粘り強く交渉しないとなかなかすんなりと決まりません。最初は少し高めの見積りを出してくるようです。

プログラミング


私自身が直接プログラムを書く場合もあります。最近はコメントを英語で書くようになりました。半角を押す手間が省けるからです。

営業活動


人脈を辿って仕事になりそうな話がないかリサーチします。案件発掘は日本側で動いてくれているのでベトナム側ではほとんど営業活動をしていません。営業活動は今後本格的に取り組むべきテーマです。

エンジニアの募集


ベトナム人エンジニアの人脈を辿ってエンジニアを集めます。エンジニアの友達はエンジニアの場合が多いので芋づる式にエンジニアと巡りあう事ができます。どうやらこちらも就職難のため、仕事を探しているエンジニアが多いみたいです。

オフショア開発は簡単


とまぁだいたいこんな感じで、日本にいる時とあまりかわらない仕事をしています。オフショア開発は全然難しい事ではありません。簡単です。やってみると楽しいものです。

なので、オフショア開発を別に特別な事と意識せずに、一つの選択肢として検討していただければと思います。

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