2014/05/29

海自輸送艦「くにさき」がダナンにやってくるらしい

パシフィック・パートナーシップ

国際災害救助訓練というものが行われるそうです。海上自衛隊の「くにさき」が派遣されるとの事。

くにさき
ソース:
http://www.viet-jo.com/news/politics/140528040639.html

日本の防衛省は、ベトナムなど東南アジア3か国で行われる国際災害救難訓練に、海上自衛隊の輸送艦「くにさき」を派遣する。同艦には、米軍とオーストラリア軍の隊員約140人も乗り込む。海上自衛隊の輸送艦で100人規模の外国軍人を輸送するのは初めて。
VIETJO ベトナムニュース

ダナン港へ立ち寄ります

ちなみに6月6日にダナン到着予定とのこと。
こんなでかい船なかなか見れないので予定日にはちょっくら港へ偵察にいってみたいと思う。

南シナ海で何が起こるか

という事は今もめている南シナ海を航行する事になりますが、このご時世ですのではたして穏便に進めるのか、これは注視する必要がありますね。第三国による妨害・暴走行為はあるのか無いのか。

今回は米軍と豪軍も搭乗しているので下手にちょっかいを出せば大変な事になりますので、何もないと思いますが。。


あくまで個人の勝手な憶測の範疇ですが、今回の航行には牽制と様子見の意味合いもあるのかなと勘ぐってみたり。いずれにせよもし何か突発的な事が起これば時代がどちらへ進むのかを2分する重要イベントになりえるインパクトがあります。

集団的自衛権の行使云々に関しても、既成事実となりうる案件ですから。
とにかく何も起こらない事を願うばかりです。だけど本当に今は何が起こってもおかしくないですし、ちょっとだけ心配しているわけです。

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2014/05/28

ダナンの絶品グルメスポット

見かけで判断してはいけません

店舗外観
ダナンの街にはたくさんの屋台スタイル路上レストラン?がありますが、見かけがどこも一緒なので入ってみないと何の店かすらわからないのです。

今日はビーチへと続くVo Van Kiet通り沿いにある名もない店(看板すらない)に立ち寄りました。


テントの下で家族でのんびりくつろいでいるいつもの光景。ランチタイムだったみたいです。
しかし話しかけてくるおっさんはなんだかろれつがまわっていない様子、どうやら昼間から呑んだくれています。


メニューも無いので言われるがままに待つこと5分。

ミークアン
ちょっと珍しいスタイルのミークアンが出てきました。昨日食べたミークアンとは全然違います。
きつねうどんと麻婆うどんくらいの差があります。

見事に期待を裏切るおいしさ

これが食べてびっくり、非常においしい。
コクのあるスープとほどよい辛さ、煮玉子は固めだが程よい味加減。
そしてボユーム感が絶妙。計算されつくしたちょうどおなかがいっぱいになる量。

「(Ngon)っごん」(おいしい)

よっぱらいのおっさん
食べてる間はおっさんがしきりに話しかけてきます。
本当に幸せそうな人です。


「fdさじょっfdさふぁちゃいなdsふじこ」とか

「dfsじおfでょfでゃちゃいなfksdぽfp」とか

「jfpだべとなむfkdさfkにゃぱん!」とか。。

「ビールのむか?」とか。


ようするに東の海の問題に遺憾であるとの事。


ダナンの街は海に面した港町なので、たくさんの漁師の方がいて、彼らの漁場は東の海。
つまり、友人らが直接的な被害を受けているという事です。

「うんうん、わかるよ。」 とあたりさわりのない相槌をうっておきました。


とっても陽気で親切なよっぱらいのおっさんが提供する絶品ミークアン。
ぜひ一度お試しあれ。

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2014/05/27

ベトナムのfacebookユーザが2500万人突破

毎年2倍のペースでfacebookユーザが増加中

ソース
http://www.viet-jo.com/news/statistics/140522052829.html


デンマークの市場調査会社エピニオン(Epinion)の調査によると、ベトナムのネット利用者は3600万人、内2500万人がfacebookを利用しているとのこと。

つまり70%ものネットユーザがfacebookに登録しているという事になる。

ちなみに、日本のネット利用者は9600万人、内facebookのアクティブユーザは発表値で2000万人なので、約20%のインターネットネットユーザがfacebookを利用している事になる。
が、実際の感覚として5人に1人も利用していない気がする。

ベトナム人のfacebookの活用法

周囲のベトナム人のfacebookの使い方を見ていると、普段のコミュニケーション用のメッセンジャーアプリとして利用している様子。

あるいは、日常のアクシデントや、お気に入りの写真をアップロードしたりしている。
家族や子供に関する内容がやや多い。

どうも日本人のfacebookの使い方とは若干異なるようだ。

世界は繋がっている

日本にいるとインターネットが世界に通じているという事実認識はあっても、普段は日本語文化圏の中に留まっているので、具体的な体感を得ることが難しかったりする。

実際に海外に出てみると本当に繋がっているんだと実感できる。どんな僻地でも大概は電波を掴む事ができて、リアルタイムに情報を入手できる。なんだかとんでもない時代に突入している事に改めて驚いてしまう。

情報に国境はあるのか

こうなってくると、国ごとの情報レイヤーはほぼ無いに等しい状態であり、情報に関しては既にボーダーレスという事になる。まさにジョンレノンのイマジンである。
これではもはや国という単位で物事を整理する事自体がナンセンスな気もする。


そんな時代において、最近も国益だなんだという争い事が絶えないのはなぜだろう。
はて、つまりのところ今の時代の国益とはなんだろう?


もしや、個人レベルの既得権益の奪い合いにすぎないのではという疑惑が浮上してくる。


あれれ、facebookの話が変な方向に飛躍してしまった。
そんな事を考えさせてくれるきっかけになったニュースでした。

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2014/05/26

宝くじを買ってみた

夢の億万長者へ

宝くじ
日本では宝くじは買いに行くものですが、ベトナムでは街中いたるところで宝くじを売りさばいている人がいます。

カフェなんぞに入った時には、ものの数分で何人も代わる代わる売りにきます。しかもなかなか立ち去りません。すごい執念で売りつけていきます。


今日は近所のレストランで夕食中、足の無いおじいさんがやってきたのでその方から1枚だけ買わせていただきました。1枚1万ドン(50円)。

これでミリオネアだ。明日の発表に期待。

緑チャーハン
ちなみにチャーハンを頼んだらなぜかご飯が緑色で卵焼きがかぶさっていました。。なんなんでしょこれ?
けど、お味はおいしい。

2014/05/24

ベトナム小旅行 ハノイ

煤け具合が魅力的な街ハノイ

ベトナム鉄道に揺られる事10時間、一行は首都ハノイへと帰ってきた。

ベトナム小旅行ハノイ~ラオカイ編はこちら
ベトナム小旅行サパ編はこちら



一同がハノイ駅に着いたのは早朝5時前。あたりはまだ真っ暗。

ハノイ駅のホーム
なんとハノイ駅のホームにはタクシーが乗り入れて客待ちをしている。つまり列車とタクシーが並んでいる。ここは駅前ではない、プラットホームだ。

タクシーに轢かれないように気をつけながら改札へ向かう。


早朝6時、フォー屋が開店したので朝ごはんにフォーを食べる。

フォー屋の前の通り
朝早くからやってるんだなーと関心していると、ニエン曰くサイゴンでは5時位からやっているとの事。


ホテルのチェックインが12時なので、カフェでのんびりと待つ。

カフェの壁
絵をかけすぎである。

コーヒー1杯で4時間ねばる。
が、すこしお腹が減ってきたので近くにあった豆腐屋さんで豆腐を食べる。

豆腐
こちらの豆腐はドゥフーと呼ばれ、甘い。どちらかというとおやつ的なもの。
ドゥフーを食べて少し周囲をうろついてみる。

竹筒パイプ
竹の筒で煙草を燻らすおじさん。ベトナムでこの手のものは初めて見た。

昼寝中
なぜそこで寝れるのか。。見事なバランス感覚である。

ハノイのたばこ
露店でハノイのたばこを入手。
ダナンでは見かけない銘柄がいくつかあった。辛子色のパッケージが特徴的なTHANG LONGを買ってみた。ハイライトとエコーを混ぜたようなどうしようもない激しい味。


12時になったのでホテルに行ってみたが、宿泊中の中国人が部屋から出てこないので今日は泊められないという。

この日は南シナ海に端を発するデモの開催予定日で、市内は緊張状態でとても中国人が普通に歩ける状況では無い。

こればっかりは仕方がないので結局別のホテルに泊まる事になった。


ちなみにデモは結局行われなかったらしい。

ハノイ観光

ブンチャカ
ホテルで昼寝してからちょっと遅めの昼ごはんはブンチャカ。魚を油で揚げたものに香草を混ぜたものをブンに乗せて食べるというハノイ名物料理。

ブンチャカ
盛り付けるとこのようになる。とてもおいしかったのでブンを追加した。

ハノイの街
ハノイの街は空気感に歴史的な重厚感を感じる。煤けているが汚いわけではなく、ダナンともサイゴンとも全然違う印象。

雑貨屋さんもたくさんあり、買い物をするにはよさそう。

ハノイの街
電線がものすごい事になっている。

ホーおじさんの眠る建物
ここに来ないとハノイに来たとは言えないらしい、ホーチミン氏の館。これより先は撮影禁止。
むしろカメラを預けないと入れません。


中はかなり寒い。冷蔵庫のよう。
ホーおじさんは生前のままの姿でここに保管されているため、たぶん建物自体が冷蔵庫。

間近で見たホーおじさんは小柄で、少し微笑んでいるように見えた。


記念公園の敷地内
周囲にはホーチミン氏が暮らした環境などが復元保存されている。割りと質素な生活をしていたらしい。

大学の門
ベトナムで一番古い大学の跡地。中はお寺。

キャンバス
やっぱり大学というよりお寺。

建物内部
どうみてもお寺。

ケム
暑いのでケム(アイスクリーム)を食べました。コーンは内側にギザギザがある。
これはたぶん表裏を間違っている。

ハノイまとめ

短い滞在時間だったので、ハノイはだいたいこんな感じ。
もう一度行ってみたい、むしろ一度住んでみたいと思える街でした。

ただし、物価は高い。食べ物も高い。家賃も驚くほど高い。たぶん想像よりもかなり住みにくい。
その点ダナンは本当に住みやすい街だなーと思う。

2014/05/20

ベトナム小旅行 サパ

山奥の秘境サパ

4泊5日のベトナム小旅行。ハノイから列車に揺られてラオカイへ。
更にバスに乗り継ぎ、一同は天空都市サパへ到着した。

ハノイ~ラオカイ編はこちら

サパに到着

サパ
すずし~い!!
山奥にあるサパの街は涼しくて快適。手を伸ばせば雲に手が届きそうだ。
冬になると雪も降るんだとか。

さておき、こんな僻地にどのようにしてこのような街が作られたのか、ふと疑問に感じた。

車酔い
山道のドライブで疲弊しきった一同、
とにかく栄養をつけるために昼食へ出かけることにした。

昼食
ベトナミーズはどんな状態でもモリモリ食べるのだ。

ハノイビール
そして飲む。

ハノイビールはベトナムビールの中ではかなりパンチの強い部類に入る。芳醇な香り。
正真正銘ビールの味がする。

市場へ続く道
サパの街にはモン族という少数民族が暮らしている。
刺繍の入った藍色のワンピースにおしゃれなカバンをぶら下げているのがモン族だ。

小さくてかわいらしい格好の彼女たちだが、ブラック企業の営業マンも顔負けの凄まじい商売魂を秘めており、一度捕まるとどこまでも追いかけてくる。

山道の入り口にて
こちらの女性は食後から私にぴったりマンツーマンでマーキング。
なんやらかんやら話しかけてくる。


モン「おぉにゃぱにーず、これやすいよ、かってよ!」

私「これからホテルに帰るんだよ」

モン「じゃあここでまってるわ、あとでね!」


さすがに中までは追いかけてこないな。
やれやれ、さて山登りの支度を。。



1時間後


さて、山へ行くか。
あらま、本当に待ってるし。。


モン「はろーにゃぱにーず、どこいくの?」

私「え、これから山に登るんだよ」

モン「じゃあこれかってよ、やすいよ!」

私「ええとですね、、」


こんなやりとりで、テクテクと本当に山までついてきた。
やれやれ。。。どうやらあなたの勝ちのようだ。モン族のポーチを5万ドンで購入。

ちなみに、5万ドン=250円。日本人の感覚ではたったの250円。そのためにここまで努力?する。
本当に凄まじい商魂である。なんか勉強させてもらった気がする。

山道入口
山道の脇にはおみやげ屋さんが並んでいる。


促進血液の循環と記されてある。なんか変だ。

ぬいぐるみ
奇妙なぬいぐるみ各種。

なた
ちなみにここで売っている物の一例。

  • 謎の木の実
  • ジッポライター
  • モデルガン
  • 手榴弾
  • なた
  • モン族関連グッズ etc...

帰りが飛行機で無ければ是非”なた”を買いたかったなぁ。

こちらの生活では鳥や魚を解体したり、果物を一刀両断したりする機会が多いので”なた”は便利そうだ。


さて、長い階段を登り、山道を登る。
が、ここはどうも様子がおかしい。

アメリカの猫
道中様々なトラップが仕掛けてある。
たとえばアメリカの猫がいたり。

中国の豚
中国の豚がいたり。

ブランコ
巨大なブランコがあったり。

花壇
とにかく一貫性が全くない。


途中の小屋にはサパの歌を熱唱する人もいます。もうなんでもありです。

おかげでなんかテンションがあがってきました。

フンちゃん
みんなで山登りの歌を歌いながら陽気に登っていきます。

ニエン
岩を持ち上げています。

フク
道をふさいでいます。

巨大シーソー
落ちて死んでもおかしくない巨大なシーソーがありました。

クン
空に舞い上がるクン。

頂上
とまぁ、わいわいとしているうちにおよそ1時間半で頂上へ到着。

サパの街並み
サパの街を一望する事ができます。

ブランコ
相変わらずテンションが高いまま下山。
下るのはあっという間。

次は市場を散策します。

市場にて
市場に入るともう出られないです。客引きのしつこさがベンタイン市場の比ではないです。
男性にスカートを売ろうとします。めちゃくちゃです。

とりあえずサパパンツを購入。10万ドン。


山登りの後なので足がクタクタ、フットマッサージに行きました。
サパのマッサージはダナンより若干リーズナブルな1時間14万ドンです。

夜のサパ

そうこうしているうちに夜になりました。ナイトマーケットに向かいます。

サパのナイトマーケット
新旧が交わる不思議な所です。たくさんのモン族が布をひいただけの簡素な露店を出しています。

ナイトマーケット
ここでも男性にスカートを売っています。
時おり頭上を雲が流れていきます。涼しくて快適な夜。

路上の屋台
小腹が減ってきたので路上の屋台へ。

バーベキューの具材
野菜や肉など好きなものを選んで焼くだけ。シンプルイズベスト。

月夜の下で食べるバーベキューは素朴でおいしい。
こうしてサパの夜は更けていくのでした。


翌日

サパ2日目。朝食は市場へ。

サパの市場
雑ブン
ブンを頼んだら具材がすごいことになっていました。
黒鶏肉、モツ、魚、たけのこ、とにかくあれこれ具だくさんです。おいしかった。


今日は滝を見に行く予定です。
バイクを借りて走らせる事約1時間。

滝へと続く道
また山歩きです。上り下りを繰り返し。

ようやく滝につきました。

顔を洗う
水が冷たくて気持ちいい!

麓の屋台
滝の麓には屋台があります。
竹にご飯を詰めて焼いたものが名物との事。

竹に詰めて焼いたご飯
しょっぱいきなこのような粉をつけて食べます。
もちもちでなかなかうまい。

もちもちご飯を食べていると横を牛が歩いていきました。

段々畑
きた道をまたバイクで帰ります。
ほとんど何もない風景が永遠続いています。


凄まじい商魂を宿したモン族達の暮らす街、サパ。

時間があればより本格的なトレッキングも楽しめそうです。
1日あれば全部回れてしまう小さな街ですが、何もせずにのんびりするにも良い所だと思います。